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いよいよ最終形状が見えてきました!
新型ロードスター用オーバーフェンダー by イーカスタム!
他社さまの開発状況なので、ちょっとモザイク。
それにしても、めちゃめちゃかっこいい!
継続車検をスムーズに通過するために、指定部品としての基準である片側9mmワイドギリギリに抑えられたABS樹脂のフェンダー。
ノーマル車両は、フェンダーのエッジが、スパン、とそぎ落とされたような形状。日産でも多用される新しいデザインの流れ。
けれど、個人的には… 過去のスポーツカーの重要な要素は、ローフォルム、ロングノーズ、ワイドボディ。このそぎ落としは寸詰まり感があるように感じてしまうし、実際にホイルサイズを制限しています。
利便性や問題を考えた上での、「日常」のための処理ではないかと想像してしまい、生活臭を感じてしまいます(主観です)。
イーカスタムさんも同じことを考えていたようで、偶然目に留まった、イギリスのNISMO JUKE-Rを見て、今回のコンセプトを思い立ったようです。スパッと切り落とされたフェンダーを延長することで、実際にワイドホイルが入るようになります。それが、クルマ全体に、本気のスポーツカーであることを視覚的に表現でき、なおかつ純正ルックを保てるのではないかと。
こんなモザイクとっぱらって、明るい屋外で撮影したものをお見せしたいほど、そのフェンダー開発のコンセプトは素晴らしい。
先ほどの純正の画像を見てから、装着した実車を見ると、こちらが本当の姿ではないかと錯覚するほど自然。ワイルドなのに、純正然としています。
今の流行で、大きいフェンダーはかっこいいですが、巨大なホイルを装着が必要となり、大幅なパワーロスや、持ち味である軽快なコーナリング性能を低下させてしまいかねない。もちろん、パワーを大幅に上げる場合はアリだし、好みもあるのですが、イーカスタムさんとしては、持ち味の軽快感を活かす方向での開発。
とはいえ、片側9mmでも相当ワイルド。
ツライチだったホイルにも、スペーサーでの調整は必要になるほど。
当社のABSワイドボディキット同様、両面テープでの装着+純正のサービスホールを利用した、加工不要の取り付け。塗装不要のシボ黒タイプと、塗装可能なタイプ、そしてカーボンルックが用意されます。
限定で、ダミーリベットタイプも準備中。
これで、基本的に継続車検が通過できるのです。
オーバーフェンダー装着なら、加工、取り付け、塗装などの工程で、商品代以外にも、工賃や代車代、そして時間がかかりますが、この方式ならそういったモノがほぼゼロになります。
イーカスタムさんの主力商品はエキマニ。
サニトラ、FT86、BRZ、ND5RCのエキマニは、基本的にポン付け、コンピューターセッティング等も不要で、装着すればパワーアップを体感できるもの、というコンセプトで、非常に人気。
ただ、ND5RCを手がけるきっかけになった理由を聞いて、びっくりしました。
「最近、スポーツカーってあんまり自動車メーカーが作らないだろ?で、ロードスターって価格的なものだけでなく、運転する楽しさがある貴重なクルマ。なのに、エキマニが大手メーカーからは発売されていないから、選択肢が少ないんだよ」
この話にはびっくり。
「でさ、いざ開発のためにロードスター買って乗ったら、こんな良い女に、なんで今まで気づかなかったんだろう、ってくらいぞっこんになってしまってさ。一生乗る、と決めたら、外装が欲しくなって調べたら、これまたアラフィフの俺にちょうどいいのが無くってサ」
なるほど、それで今回のワイドボディキットのコンセプトが、英国紳士御用達、なんですね。
っていうか、そのセリフ、サニトラのときも、FT86のときも言ってましたョ… 「俺はこのクルマに一生乗り続ける」って…
この人の問題が一つあるとすれば、ぞっこんになって凄い勢いで極めるんですが、3年で飽きるんですよね…
いや、今回の愛こそ、本物だと信じよう…